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最強の傭兵!? グルカ兵の戦闘訓練

イギリス陸軍グルカ旅団「ロイヤル・グルカ・ライフル 第2大隊」(2nd Battalion, Royal Gurkha Rifles)の戦闘訓練

参照記事:
www.youtube.com


グルカ兵(グルカへい、Gurkha)とは、ネパールの山岳民族から構成される戦闘集団の呼称である。

一般的に、ネパールのグルカ族出身者で構成される山岳戦・白兵戦に非常にたけた戦闘集団であると考えられているが、実際にはグルカ族なる民族は存在せず、マガール族、グルン族、ライ族、リンブー族などの複数のネパール山岳民族から構成されている。

また「グルカ」とは「ゴルカ」(サンスクリット語発音:gau raksha)の英語訛りであり、イギリスが英・ネパール戦争当時、ネパールのことを「グルカ」と呼んでいた(当時のネパール王国を支配していた王朝がゴルカ朝だった)ことによる。

なお、グルカの意味は『牛を守る者』である。

歴史

19世紀、ネパールとイギリス東インド会社軍との2度にわたる戦争(英・ネパール戦争)の停戦条約が締結される際に、ネパール山岳民族特有の尚武の気性と白兵戦能力、宗教的な制約が小さい点(ヒンドゥー教徒のインド人は宗教的な制約が多いため近代戦の兵士に向かず、運用に不自由をきたしていた)に目をつけたイギリス東インド会社は、グルカ兵が傭兵として同社の軍に志願することをネパールに認めさせた。

その後、セポイの乱が発生すると、ネパールは14,000人のグルカ兵を派遣し、イギリス軍が行った鎮圧戦で大きな戦力となり、後に発足した英印軍では、シク教徒・ムスリム系インド人・パシュトゥーン人などとともに重要な地位を占めた。
グルカ兵は第二次世界大戦で日本軍とも交戦した。竹山道雄著「ビルマの竪琴」の記述では「・・最もこわいのは、短機関銃を抱えてジャングルの樹上にひそみ、下を日本軍部隊が通ると掃射を加えてくる、草色の服を着た剽悍な土民兵であるグルカ兵であり、日本軍はグルカ兵のいる村落を避けて回り道をした」という。戦後はイギリス連邦占領軍として、日本の占領任務や朝鮮戦争にも従事した。

現在

以上の歴史からイギリスやイギリス連邦諸国との繋がりが深い。イギリス陸軍にはグルカ兵からなるグルカ旅団があり、2005年現在、イギリス軍に従軍しているグルカ兵は約3,600人である。非常に勇猛なことで知られフォークランド紛争など、イギリスが関わる戦争や紛争地域への派兵で先遣隊として派遣されることが多い。フォークランド紛争時にはグルカの兵が攻めてきたと聞いて逃げ出すアルゼンチン部隊もあったという。

イギリス本国や植民地(1997年以前の香港)、ブルネイなどのイギリス連邦諸国に駐屯しているほか、マレーシア軍、インド陸軍(ゴルカ連隊)、アメリカ海軍、シンガポール警察にも雇用されている。この様に現在もイギリスの信頼は非常に深く、2004年には、イギリスのブレア首相によって、イギリス軍で勤務したグルカ兵は、完全なイギリスの市民権を付与されるようになった。

一方で冷戦の終結により、イギリス軍の部隊縮小計画で若いまま退役したグルカ兵が、シエラレオネ内戦などの紛争で傭兵として参加していることが問題になったという。

参照記事:
ja.wikipedia.org


日本も傭兵とか企業が雇えないでしょうかね。

国権の発動たる戦争に関与しないため

アフリカや中東でビジネスする企業を護衛する名目で契約とか結べないのでしょうか・・・。

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