ミリタリー&雑記ニュースブログ

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働いたら休みましょう!! 休暇を取ることは悪ではない、日本人よ、有休を取ろう!

<2019年は日本で働き方改革がずいぶん話題になったが、いまだに休むことは悪とされるし、制度を利用しない人が大半だという。なぜ?>

はじめまして、石野シャハランです。大学への留学をきっかけに日本に来ました。大学卒業後、日本企業、ヨーロッパ資本企業のメーカーの営業職に就き、17年ほど日本で生活しています。日本で長く暮らして、日本のことがとても好きになり、日本に感謝しています。日本での企業経験を踏まえて、もっといい日本にするコンサルティング事業を始めました。どうぞお見知りおきを!

◇ ◇ ◇

2019年は日本で働き方改革がずいぶん話題になった。テレワークやフレキシブルワークの制度がある会社は多くなってきたが、利用しない人が大半だと聞いている。なぜ?

私の日本人の友人の1人は制度をフル活用している。今年の夏、彼は午後2時半に保育園児の息子をサマースクールに迎えに行った後、帰宅してテレワークあるいはそのまま帰社し、子連れで仕事をしていた。彼の会社でもこういうワークスタイルを取る人はまれだが、周囲は「彼はこういう人なのだ」と認識している。

素晴らしい。どんなに褒めても褒め切れない。子どもに手がかかるのはたった数年。良い人財(私はあえてこの言葉を使う)はそのくらいさせないと転職してしまう。

私自身、日本で外資系大手メーカーで働いていたときは、フレックスタイムや有給休暇を利用していた。外資系企業の中でも、私が休みを取ることを疑問に思っていた人もいれば、全然気にしない人もいた。気にしない人は自分もフレックスタイムや有休を利用し、仕事もちゃんとしていた。私は彼のことを、彼は私のことを理解し、何の支障も出ることはなかった。

結婚しているかしていないか、子どもがいるかいないかは全く関係ない。お互いが生きる上で、一緒に働く上で、いかに尊重し合うかが一番大事なポイントになる。

私を疑問に思っていた人は、「サラリーマンは給料をもらっているのだから、最低でも年に2000時間は会社のために必死になって働かないと会社に迷惑がかかる、給料泥棒だ」とよく愚痴っていた。365日-120日(日本の大体の休日数)=245日×1日の労働時間8時間=1960時間と計算すると、確かに「2000時間働かないと給料泥棒」説は日本企業の一般常識と外れてはいない。しかし、フレックスタイムや有休制度のある会社に転職したのに、他の人を気にしながら何十年も働くの? それなら制度のない会社に行けば?

子どもがいる人財ほど、子どもが小さい数年間はそういう制度を利用したいだろう。親の介護の必要がある人財だって利用したいだろう。制度を使うことが気に入らない人のせいで、正規に認められた制度を使えるはずの人財の人生が左右されることは許されない。

日本では有休を取得しないのが美徳で、皆勤賞や精勤手当という制度があるくらい休むことは悪とされる。病気でも休まない、はってでも出社する。幹部もそのように働いてきたし、部下にも後輩にも同じような働き方を求める。会社組織という集団に浸透した美徳の概念はなかなか崩れない。戦後の復興期は集団主義がうまく作用し、日本は世界第2位の経済大国だった。その成功体験がいまだに幅を利かせている。

でも貴重な人財の皆さん、権利は自分にしか主張できないし、フレックスタイムを利用したからといって、会社はクビになんかできないし、無理やり転勤させられるのなら、さっさと転職してしまおう。どうか日本の皆さん、自分に自信を持ってください。そして行動してください。そうすることで他人が休みを取ることを気に入らない人も会社の上層部も変わるはず。

日本人よ、とにかく自信を持って行動してください!

参照記事:
www.newsweekjapan.jp

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日本では休暇を取ることが悪とされていますね。

同僚に迷惑がかかるからとか、会社からは給料泥棒だとか

でもそれっておかしくないですか?

休暇を取るのは労働者の自由ですよ!?

お上には逆らうな従えって文化が残ってるのも影響してるのかもしれませんね。