ミリタリー&雑記ニュースブログ

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間宮羊かんを確保せよ! 旧海軍将兵が大歓喜した特務艦「間宮」

連合艦隊の「重要警護対象」

旧日本海軍給糧艦(後述)「間宮」は、船体中央に直立した1本煙突が外見上の特徴でしたが、この煙突が見えると海外泊地の艦隊は大騒ぎになりました。新鮮な食糧のみならず、羊かん、最中、饅頭など普段はあまり口にできない「し好品」にありつけるからです。

間宮」が停泊するや否や、各艦から補給や給糧を担当する主計将校が交通艇で駆け付けます。し好品の量には限りがあったので、いかに多くを受け取れるか、全乗組員の期待を背負った各艦の主計将校の責任は重大でした。

間宮」は一見して貨物船にも見える外観で、自衛するにも心もとない程度の武装しかありませんでしたが、一方で連合艦隊の「重要警護対象」でした。低速艦であり単独行動することが多かったのですが、航路の選定や護衛には特に念を入れられたといいます。泊地に入れば、投錨は最も安全な場所が割り当てられ、艦隊や地上砲台の対空、対潜警戒は一段と張りつめたものになりました。

1923(大正13)年7月15日に竣工した「間宮」は軍艦ではなく、特務艦種の運送艦として登録されていますが、特に給糧艦とも呼ばれます。「給糧艦」、すなわち食糧の補給艦です。「腹が減っては戦もできぬ」という海軍の強い要望で、日露戦争後の明治から大正にかけての建艦計画である八八艦隊計画内で予算が付いていた能登呂給油艦の1艦ぶんの予算を流用して建造され、基準排水量1万5000トンで就役、当時は世界最大の給糧艦でした。

以下略
参照記事:
trafficnews.jp


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本物の間宮の羊羹食べてみたいですね。