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米国の対地版早期警戒管制機「ジョイントスターズ」、朝鮮半島上空で作戦飛行

ジョイントスターズ」首都圏上空から東海方向に飛行 北朝鮮北極星3型の発射実験以降、北朝鮮への偵察強化したもよう 「朝鮮新報」、朝米対話は核保有国同士の安保不安の解消過程

 米空軍の対地版早期警戒管制機E-8Cジョイントスターズ(J-STARS)が、韓国首都圏上空から東海方向に作戦飛行を行ったという。北朝鮮の地対地ミサイルや移動式発射車両(TEL)、海岸砲および長射程砲、潜水艦基地の動きを精密監視できる同管制機が朝鮮半島上空および近海で作戦飛行を行ったのは、昨年初頭以来初めてだ。北朝鮮が今月2日、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)「北極星3型」を発射した後、米国の対北朝鮮偵察活動が強化されているものとみられる。

 軍用機追跡サイトの「エアクラフト・スポット」(Aircraft Spots)によると、E-8C1機が11日、ソウル南端の首都圏上空から東海方向に飛行した。米国は5日にE-8C2機を沖縄にある嘉手納米空軍基地に配備したが、今回飛行したのはこのうち1機とみられる。E-8Cは10日に嘉手納基地を出発した。

 統合監視及び目標攻撃レーダーシステムを搭載した同管制機は、高度9~12キロ上空で北朝鮮の兵力と装備の動きを監視できるという。幅44.2メートル、長さ46.6メートル、高さ12.9メートルで、巡航速度はマッハ0.8だ。一度飛行すると、9~11時間ほど滞空でき、航続距離は9270キロメートルにのぼる。

 これに先立ち、RC-135Sコブラボール(Cobra Ball)1機が8日、嘉手納基地を離陸して日本近海を飛行した。最先端の光学・電磁装備を搭載した同偵察機は、遠距離から弾道ミサイルの軌跡を追跡することができるという。

 在日本朝鮮人総連合会の機関紙として北朝鮮の立場を代弁する「朝鮮新報」は12日付で、今後朝米対話は核保有国同士が安保の不安を解消する過程だと主張した。「朝鮮新報」は「朝鮮が誇示したもう一つの核戦争抑止力」というタイトルの記事で、北朝鮮ストックホルム朝米実務協議を控えて実施した潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)北極星3型」の実験発射の成功で、「もう一つの核抑止力を手に入れた」としたうえで、「今後の朝米対話は、核を持って威嚇する(北)朝鮮と米国が互いの安保不安を解消し、新たな朝米関係を樹立する過程」だと主張した。

 「朝鮮新報」はまた、ドナルド・トランプ大統領が北極星3型発射に対してこれといった反応を示さなかったことに言及し、「不用意な発言が朝米実務協議に否定的な影響を与えることを懸念した可能性があるが、このように覇権を維持してきた米国と正義を追求する朝鮮の力のバランス、力の関係が、過去とは異なり大きく変わりつつある」と主張した。さらに、金正恩キム・ジョンウン)国務委員長が2017年8月、国防科学院化学材料研究所の視察の時にすでに北極星3型を「水中戦略弾道弾」と呼び、概略的な構造も公開したことがあるとし、「潜水艦関連の兵器体系で朝鮮が『戦略』と呼称を付ける場合、その標的には朝鮮近海にとどまらず、核対決の相手である米国の要所も含まれる」と主張した。

ユ・ガンムン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)

参照記事:

headlines.yahoo.co.jp


日本が早く自立して専守防衛体制を確立しないと北朝鮮に屈することになる。

日本の国防を充実させ法体制を整えないと日本は戦争しないまま敗北してしまいます。


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